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株式会社エムテートリマツは創業85年以上、業務用厨房用品・給食用品の総合商社です。新潟県燕市に本社を置き、地場の技術を生かしたアイテムから全国メーカーのアイテムまで、幅広く業務用キッチン用品の販売を行っています。
システム導入前の3つの課題
- 人件費増大による利益の圧迫: 売上増加に伴い人員も増やす人海戦術で対応していたため、人件費がかさみ利益が圧迫されていた。
- 残業の常態化: FAXや紙を中心とした非効率な業務フローにより作業に時間がかかり、毎日残業が常態化していた。
- 業務改革への抵抗: システム活用への社員の理解・賛同が得られず、業務改革が進まなかった。
システム導入後の3つの効果
- 利益率アップ: 売上増加に伴う増員をせず、むしろ以前より少ない人数で業務を処理できるようになった。
- 残業ゼロ: システム内で処理が完結することで非効率な転記作業がなくなり、受注から出荷までの時間が大幅に短縮された。結果、残業がほぼゼロ・入力ミスも激減した。
- 社員のモチベーションアップ: 導入効果を実感した社員がシステムの有効性を理解し、積極的に活用方法を提案するようになった。
システムを導入する前の課題について、詳しく教えてください。
これまでは、売上増加に比例して増えた仕事をこなすために人員を確保(雇用)することが通例で、とにかく人海戦術で処理をしていました。つまり、売上が上がっても人件費がかさみ利益がとれていない状態が続いていたのです。また、お客様からの注文はFAXが主流でした。「紙」→「システム」→「紙」→「システム」→「紙」のように、非効率的な作業が多数ありました。荷準備に時間がかかり、最終工程の開始が遅れることで、毎日残業が常態化していました。
会社としては、社員の残業を減らして負担を少なくしたいと常に考えており、システムの導入は実は2016年にも一度実行しているんです。しかし、「非効率なことはシステムが解決してくれる」ということを当時はなかなか社員が理解してくれず、新しい業務フローへの反発によって業務の革新が進まずにいました。
現在、導入したシステムをどのように業務に活用していますか?
基幹システムなので、当社の業務の中枢を担っています。さまざまな業務工程で活用していますが、例えば受注業務であれば、これまでFAXで受注処理を行っていたものをデータで管理できるようになりました。転記作業がなくなったことで、人的ミスが圧倒的に減ったことを実感しています。送り状も手書きや手打ちだったものが、マスターを登録しておけば自動で出てくるようになったので、発行が非常にスムーズになりました。

システムの導入により、特にどのような効果が得られましたか?
導入前は毎日残業 (通常期は1時間から1時間半は当たり前、繁忙期は3時間ほど残業) が当たり前でしたが、導入後の残業時間は0です。ここ数年は定時前にすべての業務を終了できるようになりました。売上が増加して業務が増えても、システム化したおかげで同じ人数で業務を進められるようになったのが大きいです。残業がなくなり、かつ生産性も上がったことで、社員の給与面の待遇もよくなりました。
他にも、手入力がほぼなくなって入力ミスが減りました。今まではどうしても人の目に頼っていたところがあって、ミスに気付かず配送先を間違えて回収騒ぎになることもありました。そういうエラーが仕組みとシステムでなくせたのは本当に良かったです。
効率化できた時間でよりよい仕事のための時間を確保できるようにもなりましたし、企業価値は大きくあがったと思います。何より、システムを導入したことで実際に業務が楽になったことを実感した社員から、前向きな声(さらなる業務改善など)が聞こえるようになったのが嬉しいです。
開発のポイント、譲れなかった点などを教えてください。
とにかく「システムで出来る仕事はシステムに任せる」「人間は人間にしかできない仕事に注力できるようにする」ということを実現できるようにする、というのが譲れない点でした。

システム導入後の現場の方からの声や感想があればお聞かせください。
最初はやっぱり反発や不安の声は大きかったです。しかし、2016年にシステム導入をした際、思うような効果を得られなかったという悔しい思いがあって、今回の基幹システムの入れ替え・アップデートでは「絶対に働きやすい環境をつくろう」と考えていました。その甲斐もあって、新しいシステムに慣れる頃には働き方が目に見えて改善されましたし、それは現場の社員が一番実感したところだと思います。現場の反発や不安・不満は、今では前向きな意見に変わっています。
スペック株式会社を選んだ決め手はなんですか?
もともと弊社の社長が最初に基幹システムを導入する際にお願いしたのがスペック株式会社です。それ以来20年以上、弊社の面倒を見ていただいております。スペックさんは、こちらが要望したことに多少の無理があっても、「それはできない」で終わらすのではなく、別のアプローチでの解決方法を提示してくれるところが特に助かっています。一緒に考えて悩んでくださるので、安心して相談できます。
スペック株式会社の商品・サービスを、もし他の会社様におすすめするとしたらどのような会社様にならマッチしそうか、教えていただいてもよろしいでしょうか?
業務を単にシステム化するだけではなく、会社の業務に合わせて一緒に改善に取り組んでくれるパートナーを探している企業様にはおすすめできると思います。弊社も20年以上お付き合いさせていただいていますが、常に二人三脚で業務改善に取り組んでいただいており、その積み重ねが今の業務効率化・企業価値の向上につながっていると感じています。
企業名:株式会社エムテートリマツ
担当者名:小谷松重幸・志田卓